レッドマン◆U3ytEr12Kgの物語
力尽きるのは
もょ「タケ、シャールさんをさがすのはいいのだがけんとうがつくのか?」
タケ「この世界で夜に人が集まりやすい場所って言ったら酒場みたいやな。悪魔でも参考程度しかならへんけど。」
もょ「とりあえずさかばにむかうか。」
俺達は酒場に向かった。
この町の酒場は宿屋と同様に人が多くいのだが特にバニースーツを着た綺麗なねーちゃんの色っぽさがたまんねぇ!!
流石に俺もニヤってしてしまった。
もょ「うれしそうだな。タケ。」
タケ「う、うるせーな。この状況で喜ばへん方がおかしいで。それにしてもこの世界はすげえわ!」
もょ「そうなのか?」
タケ「ああ。俺の世界ではあんなにおっぱいがでかくてセクシーなねーちゃんなかなかいねーよ…」
もょ「そ、そうなのか。」
タケ「お前もやっぱ男やね〜 話は変わるがククールならすぐナンパしそうやな。」
もょ「ククールはそんなにすごいのか?」
タケ「悔しいけどある意味女に関しての行動力はをすごいもん持っているからな。しかしあのバニーのねーちゃんすげーエロいで!」
もょ「タ、タケ。しかしほんらいのもくてきをわすれてはだめだ。」
タケ「おっと、そうやったな。そりあえず見回ってからかたっぱしにあたってみるか。」
ここはナンパのやり方をもょもとにみせたかったが流石に今の状況では出来なかった。
結果的にはシャールはみつからなかった。
微妙な情報では浜辺の方に行ったりとか灯台の方にいったりとか酔っ払いの意見は参考にならない。
一発ブン殴りたい所だが他所者が騒ぎを起こすのは不味いと思ったので止めておいた。
タケ「うまくいかねーなー 町中探すって言ってもかなり時間がかかるで。」
もょ「はぁ………………………………」
タケ「ムーン達はどうなんやろなー」
もょ「とりあえずはとうだいのほうにむかうか。」
ムーン「もょもとが灯台の方に行ったから私達は浜辺の方に行きましょうか。」
リア「そうだね!早くシャールさんを探さなくっちゃ。」
ムーン「そうね。しかしもょもとったら他の女の子を見てデレデレしちゃうなんて嫌になっちゃうわ。」
リア「どうしたの?ムーンさん?」
ムーン「な、何でもないわよ!!もう!!」
リア「変なムーンさん…………」
ムーン「早く行くわよ!!」
ムーン達は浜辺に向かっていった。浜辺に到着すると言い争っている人が3人いた。
一人はローブを着ていて何処かの魔導師っぽい人間ともう一人はハーゴン教団の特徴である仮面とローブを着ていた。
リア「あっ!ムーンさん。あいつらハーゴンの手下だよ!どうしたのかな………」
ムーン「あそこに物置があるから隠れて様子を見ましょ。」
*「一体どういう事だ。何を考えているんだ貴様は。」
*「わ、私にはそのような事は出来ません……」
*「グヒッグヒッ!ラーメド様。こいつの娘を無理矢理奪うのが一番です。」
ラーメド「そうだな。ハーゴン様は特に幼い女が好みだからな。まぁ……用済みになったら……ククク……」
*「そ、それだけは……」
*「グヒヒ。ハーゴン教団からは逃げれられないのさ。バカナヤツダナ、シャール。」
ラーメド「ヴェイネ。裏切り者の処分はお前に任せる。私はハーゴン様のところに戻るからな。」
ヴェイネ「はは。お任せを下さい。こいつの娘を連れて戻りますので。グヒヒ。」
ラーメドは『ルーラ』と発すると空へ飛んでいった。
リア 「もう……許さない……!」
ムーン「勝手に行ってはダメ!!あっ!!」
リアは青銅の剣を抜き戦闘態勢に入った。
ヴェイネ「ど〜したぁ!?早く逃げないとシヌゾォ〜!!どっちにしても結果は一緒だがな〜」
シャール「ひぃぃっ!」
どうやらシャールは腰が抜けて動けないらしい。
リア 「そんな事させないわ!ヒャドッ!!」
ヴェイネ「ぎゃあっ!!」
リアのヒャドが、まともにヴェイネにヒットした!
リア 「シャールさん!大丈夫!?」
シャール「あ…?ああ……ありがとう………」
ヴェイネ「コムスメが邪魔しやがって………おほっ!!なかなかい〜女じゃねぇか。クヒヒ。」
リア 「………絶対に私は負けないわ!」
ヴェイネ「それなら俺も戦うとするかぁ。シャールを殺る前にオマエを犯らせてもらうぜぇ〜〜〜〜〜」
ヴェイネが詠唱するとモンスター達が現れた。モンスターが3体現れた。
ヴェイネ「俺のかわ〜いい〜グレムリンちゃん達よ。あの女は殺さずに捕らえるんだ。いいな!」
グレムリン達がリアに襲い掛かったが直にムーンがバギを唱えた。
ムーン「バギッッ!!」
しかし、グレムリン達はあまりダメージを受けてはいないみたいだった。
リア 「ムーンさん!!」
ムーン「とにかく今はこの状況を乗り切る事よ!………………それにしてもあまり効いていないみたいわね。」
ヴェイネ「グレムリンちゃん達はバギ系の攻撃には耐性があるのだよ。それに俺好みの女に会えるなんて最高の夜だ!
クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!!!!!!!!」
ムーン「黙りなさい!!!!この変態!!」
ヴェイネ「おーおーたまんねぇな〜!コムスメとオマエで3p確定!!!さぁグレムリンちゃん達よ。やれ!!」
グレムリン達がリア達に向けて炎を吐くがリアはヒャドで対抗し相殺する。
ムーンは魔導師の杖で火の玉を出して攻撃をするのだがグレムリンの炎で逆に火の玉が吸収され、攻撃を受ける。
ムーン「きゃあっ!!」
リア 「ムーンさん!!この!!」
リアがグレムリンに斬りかかったがかすった程度で致命的なダメージが与えられない。
リア 「はあっ!はあっ!なかなか当たらないわ…」
ヴェイネ「グヒヒ!お前達はまったくダメだな。グレムリンちゃんすら対抗できないのだから。」
ムーン「ならこれならどうかしら?―――――――――――――――――――イオッ!!」
ムーンがイオを唱えるとグレムリン達に小さな爆発が起こった。効果が抜群でありグレムリンの動きが止まった。
ムーン「今よ!リア!」
リア 「えい!!」
リアがグレムリンの一匹に斬りかかり、クリーンヒットした。どうやら倒せたようだ。
リア 「やったあ!!」
ムーン「いい感じね!ついでにグレムリン達の動きも鈍くなったみたいよ。一気にやっつけましょ!」
ヴェイネ「そうは簡単にやらせねぇぜ……!!」
ドォォォォォォン!!!爆発音が聞こえた。
タケ「な、なんや…今の爆発音は?」
もょ「はまべのほうからきこえたぞ。なんだろうな?」
タケ「ちょっと見てみよう。――――あれはムーンとリアちゃんやないか!!シャールさんまでおるで!」
もょ「なんだって!?」
タケ「早く俺らも浜辺に向かうで!!モンスターもおるから急がんとヤバイ!」
ドクンッ………………………………!!!
タケ「うっ……また…………!き、気分が悪い…………」
もょ「タ、タケ!!だいじょうぶか!?」
すごく息苦しい。体調が悪いわけでもないのに身動きが取れない感じだ…
タケ「す、すまん…もょ、ここは任せた。」
もょ「すこしやすんでおけ。タケのぶんまでおれがたたかうことにする。」
何でや!?何で動かれへんのや!!俺は……………俺は……………クソッ!!!
もょもとが浜辺に向かっている最中サマルを見つけた。
もょ 「サマル!おきていたのか!?」
サマル「もょ。ど、どうしたんだい?そんなに慌てて。僕は眠れなくて夜風に当たりに来ていたんだけど…」
もょ 「ちょうどよかった。ムーンとリアちゃんがあぶないんだ。ちからをかしてくれ!!」
サマル「な、なんだって!?リアとムーンが……!わかった!すぐに行こう!」
もょ 「いそげ!ておくれにするわけにはいかないぞ!」
サマル「もちろんだよ、もょ。早く行こう!」
何やこの感じ……嫌なモンがメッチャ感じる……早く、早く向かわないと……………
「………………………………………………………………」
もょもととサマルは浜辺に到着した。
サマル「ああっ!リ、リア!!」
ムーン「リ、リアが私をかばって………サマル!リアを早く治療をしてあげて!!」
サマル「わかった!しかし何故ムーンが呪文が使えないの?」
ヴェイネ「グヒヒッ。ほっかむりの女にマホトーンをかけて呪文を封じ込めてやったのさ。
ちょっとやりすぎちまったか。まぁ死んでないから感謝するんだな!」
もょ「ふざけるなぁ!!はやぶさぎり!!」
もょもとが隼斬りをはなったんだがグレムリンがヴェイネを庇った。
*「ぴぎゃーーーーーーーーーーーー」
もょ「くっ…なんだと!」
ヴェイネ「オマエは許せんよなぁ…最後のグレムリンちゃんを殺しちゃったんだから……これでもくらいな!ベギラマ!」
超至近距離でヴェイネがベギラマを唱えたため、もょもとは防御態勢に入れなかった。
もょ「ぐはぁっ!!」
サマル「ああっ!もょ!」
ヴェイネ「グヒヒ。良く耐えたなぁ。野郎には興味が無いからさっさと終わらせてやるぜぇ〜」
もょ「まだまだ!くらえ!」
ヴェイネ「くっ…パワーはたいしたもんだ。受け流すのが必死で勝てる見込みはねぇ。しかしオマエは呪文を使えないみたいだな。」
もょ「それがどうしたっていうのだ…?」
ヴェイネ「こんな事も出来るのさ。ルカニ!」
ヴェイネがルカニを唱えるとすごい脱力感が感じられた。しかしその感覚は直に解消された。
もょ「しょせんはハッタリか。なんともないな。」
ヴェイネ「グヒヒ!!バカはオマエの方だよ!」
ヴェイネは杖でもょもとの腹を叩こうとしたんだが、もょもとはあえて突っ込んだ。
もょ「はがねのよろいにきくわけがな…………ぐばぁ!!!」
鉄球で腹部を叩かれた感じだ。もょもとの体が沈んでしまった。
もょ「な、なぜだ!きゅ、きゅうにつよくなった!」
ヴェイネ「その逆さ。オマエの守備力が弱くなったのさ。防具は紙切れ以下の物にしてやった。グヒヒ!愉快だ!」
サマル「少し調子を乗りすぎじゃないのかい!?」
サマルが鉄の槍で攻撃を仕掛けたのだがあまり効果が無い。
サマル「こ、鋼鉄の様に硬い。なぜだ!?」
ヴェイネ「物理攻撃用に防御呪文を唱えたのさ。これで俺様に死角はなくなったぜぇ!」
物理攻撃ではあまり効果は無く接近戦で戦うとルカニ&打撃コンボで確実にやられる!
もょ「ムーン!リアちゃんとシャールさんをつれてにげるんだ!」
ムーン「で、でも…」
もょ「おれとサマルでなんとかする!いそぐんだ!」
ムーン「わかったわ!シャールさん!急ぐわよ!」
ムーンとシャールがリアを抱えて逃げ出そうとしたのだが…
ヴェイネ「せっかくの獲物は逃がさねぇぜ!ヒャダルコ!」
しまった!ムーン達と離れていて盾になる事すらできない!しかも後ろ向きになっているため――――――
こ れ は や ば い
もょ「ああっ……ムーン!」
サマル「うぐぅ………!」
サマルがムーンをかばった。
ムーン「サ、サマル!!大丈夫!?」
サマル「な、何とか…」
ヴェイネ「グヒヒヒヒ!お涙頂戴ってか!?泣かせるねぇ…」
もょ「いいかげんにしろ!はやぶさぎり!!」
もょもとが隼斬りをはなったんだがヴェイネの守備力が高まったため致命的なダメージを与えられない。しかし距離をとる事に成功したようだ。
もょ「サマル!いまのうちにかいふくを!」
サマル「あ、ああ…」
サマルも結構堪えたらしい。実際問題何とか時間をかせがなければ…
ヴェイネ「ありがとうよ。お陰で召喚出来る態勢に入ったぜ。俺の最強の駒を出すとするかねぇ。」
ヴェイネが詠唱すると大きな羽の生えた人間が現れた。
ムーン「あ、あれは鳥人間!?」
ヴェイネ「グヒヒ。あれはガーゴイルよ。魔族の亜種だがな。ガーゴイル!!男共をやれ!!」
ガーゴイルともょもとが互いに攻撃をしているのだがルカニの影響で守勢にまわらないといけない為、攻撃を裁くのに必死だ。
もょ「くっ…じゅもんのえいきょうさえなければ!」
ヴェイネ「時間の問題だな。お前が力尽きるのは。後はサクサクっと決めちゃいますかぁ。グヒヒ!」
?「世の中簡単に思惑通りに上手くいく訳がない。メラミ!!」
いきなり大きな火炎球がガーゴイルに向かって直撃した。 一体誰が………?
もょもと&タケ
Lv.15
HP:46/105
MP: 0/ 0
E鋼の剣 E鋼の鎧 E鉄兜
特技 共通技:チェンジ
もょもと専用:隼斬り・魔人斬り
タケ専用 :かすみ二段・強撃・ゾンビ斬り・大防御
©2006-AQUA SYSTEM-