◆IFDQ/RcGKIの物語

登場人物紹介・主人公1



【タツミ】

 本名:三津原辰巳(ミツハラタツミ)

 本作の主人公の1人。ドラクエ3の世界に飛ばされ、元の世界に戻るためにイヤイヤながら勇者をやりつつ、ゲームクリアを目指す。見たものを写真の様に記憶できる「直感像記憶力」と超スピードで本を読める「ラピッド・リーディング(速読)」の特技を持っており、それがゲーム世界では「思い出す」の能力として扱われている。
 ゲーム中では一部の関係者にのみ自分がアルスではないことを告げているが、自分は「ルビスに遣わされてやってきた」ことにしており、行方不明のアルスについては「魔王に封じられたので魔王を倒せば戻ってくる」と嘘をついている。
 高校の成績は常にパーフェクトで首席。奨学金をもらっており戸田和弘いわく「一度も学費を払ったことがない」。運動神経も容姿もなかなかと三拍子そろった少年。
 しかし、両親が幼い頃に立て続けに死亡するという不幸に見舞われ、現在は母親の姉(伯母)と二人でマンションに暮らしている。一見すると明るくポジティブな性格だが、「両親を殺したのは自分だ」と言い、現実ではさり気なく人付き合いを避けていた。
 一條英治に恨まれており、何度か金銭を巻き上げられている。片岡百合子の父親からは「自分の命などどうでもいい、生きた屍のような目をしている」と酷評されている。
 無理やり勇者を押しつけられたアルスを、それでも大切な人間だと言い切り、一方的に恩人としているようだが……。
 MPが最初から999あり、携帯電話を利用するたびに減っている。プリペイド方式で減った分は増えない。現在呪文の習得は皆無だが、今後使う機会があればさらに減ることを懸念している。

[誕生日]7月7日生まれ
[性格判断]ずのうめいせき
[よく観る映画]ダスティン・ホフマン主演の「レインマン」
[好きだった銘柄]ラッキー・ストライク(もうやめたけど)
[気に入った魔物]スライム(というかヘニョ)
[苦手なもの]血(見ると気分が悪くなりヒドくなると吐く)
[嫌いな食べ物]ピクルス
[関わりたくない人種]わがままな王族