レッドマン◆U3ytEr12Kgの物語
どうにかしている
なんとかこっちのペースでレオンとなんとか立ち向かえているがやはり呪文が厄介だ。
かすみ二段が決まってもベホイミ回復しやがるし、そかもバギマは使っていない。
ここは剣を打ち込んで即効で決着をつけるか。しかし……
タケ「確実に仕留めるだと?何をするつもりだ?」
レオン「今まで以上のキツイ攻撃を仕掛けてやるのさ。」
タケ「どーせハッタリだろう?しかも呪文が使えない俺に押されているとは情けないな。」
レオン「ふん。お前をなめたのは事実だが今からは手を抜かん。行くぞ!」
レオンが俺に斬りかかって来た。パワーでは俺が上回っているのは事実だがレオンはトリッキーな攻撃を仕掛けてくる。
ガキイン!!カァン!!
初めて他人と剣を交えるのだが完全には防ぎきれないが何とか対処できる。
タケ「ぐっ…………むん!!」
レオン「へぇ、なかなかやるな。ならこれならどうだ?」
タケ「なにっ!!??その技は……は、速い!!」
レオン「はやぶさ斬り!!」
タケ「ぐわぁ――――――――――――――――――――ッ!!」
んなアホな……もょもと以外にもはやぶさ斬りが使える奴がいるとは…………
流石に一発目は中途半端な形でちょっとだけ軽減することが出来たが、二発目はまともに斬られてしまった。
ムーン「もょもと!!」
タケ「まだ……やれる。心配するな」
実際は立って\いるのがやっとだ。気を緩んだら確実に倒れる。
ムーン「で、でも……」
レオン「た、立ち上がれるとは……いくらなんでもバギで蓄積されたダメージがあるはず……」
タケ「ま、負けず嫌いなんでな」
レオン「…………もょもとに対して俺は敬意を表する。この呪文でケリをつけてやる。」
イレギュラーはあったが俺の思惑通りに事が進んだ。あとは――――――実行あるのみ。
もょ「(タケ!もういい!おれとかわれ!!じゃないとしんでしまうぞ!)」
タケ「(アカン……い、今代わったら俺の苦労が無駄に終わってしまうんや……)」
もょ「(な、なんでそこまでむりするんだ!)」
タケ「(覚悟を決めただけや…………)」
レオン「覚悟はいいか?」
タケ「さっさと来い。耐え切ってやらあ!!」
今俺に出来ることはレオンの呪文を防ぎきる事だ。
レオン「追い込められているにもかかわらず生意気な野郎だ…………くらえ!バギマ!!」
レオンがバギマを唱えると高さ約3メートルくらいの竜巻が俺に向ってきた。
しかも竜巻に吸い込まれそうな感じがしたのだが、俺は大防御の構えを取ったのだがその時に別のことを考えていた。
俺自身何やっているんやろ?
他人のために体を張っても無意味な事やのに…………
なんでやろな…………?
うっかりしていると竜巻が俺にぶつかっていた。気を抜いたら体制が崩れる。
今はナイフで全身をかすった感じの痛みだがもし体制を崩したら確実に死ぬ。
しかし蓄積されたダメージの影響で体制が崩れそうだ。もうだめぽ………………………………
すまん…………もょ…………俺、アカンかった――――――――――
ムーン「バギッ!」
その時ムーンが呪文を唱えてくれた。なぜだ………………?
レオン「なぜ邪魔をする!?」
ムーン「もう見てられないわ。決闘も何も無いわよ!最初からレオンが有利な条件じゃない!ふざけた事しているんじゃないわよ!」
レオン「ちっ、計算外だ。もう一度バギマを唱えないと。」
レオン「し、しまった…………………魔法力が…………まさか………」
タケ「(――――――――――かかったな!アホが!)」
タケ「(今や!もょ!ぶちかましたれ!!!!!!!!)」
俺は必死で叫んだ。
もょ「たああああぁぁぁぁぁッ!! 」
もょもとがレオンに強撃をを仕掛けたのだが…………………………
ガキィン!!!
もょ「な、なんだ?」
レオン「やばかった。盾で攻撃は防いだのはいいが………………」
レオンの持っていた盾がコナゴナに砕けてしまった。もょもとの破壊力は予想がつかねぇ。
もょ「レオン!!おれはおまえをゆさないぞ!」
レオン「な、なぜだ!?致命傷だったはずなのになぜ動ける!?」
もょ「そんなことはどうでもいい!!ぶったおしてやる!!」
どうやらもょもとは怒りで我を失っているみたいだ。レオンに斬りかかろうとした。その時――――――――
ムーン「そこまでよ!」
ムーンがもょもととレオンの間に入ってもょもとを静止させた。………………度胸がある女だ。
もょ「ムーン!!なぜとめるんだ!?」
ムーン「もう決着は付いたでしょ!!同じ人間同士で殺しあうってどうにかしているわ!」
もょ「げんいんはつくったのはレオンだぞ。」
ムーン「それにレオンは蹲ってもう戦えないわよ。」
確かにレオンは蹲っている。どうやら強撃で盾を破壊した際に致命的なダメージを与えたらしい。
もし盾が無かったら――――――――――
タケ「(も、もょ……………)」
もょ「(タ、タケ!!だいじょうぶか!?)」
タケ「(な、何とか生きてるわ。意識が失う前にムーンちゃんに回復を頼んでくれ……………)」
もょ「(それもそうだったな。ムーンにたのんでおこう。)」
奇跡的にも勝つ事が出来た。しかし戦いの最中に別のことを考えた自分自身が理解できなかった。
もょもと&タケ
Lv.13
HP: 6/92
MP: 0/ 0
E鋼の剣 E皮の鎧 E鱗の盾 E木の帽子
特技:かすみ二段・強撃・チェンジ・はやぶさ斬り(もょもと専用)・ゾンビ斬り・大防御(タケ専用)
©2006-AQUA SYSTEM-