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◆Tz30R5o5VIの物語

始まり編5
レーベはおだやかな村だった。
アリアハンとくらべるならちょっと田舎な村といえるかもしれない。だいぶ日が暮れてきていた。
男戦士「じゃあゆきひろ、宿屋とってくるからな」
ぼく「ああ、それよりサイモン、体は大丈夫?」
男戦士「さっきの胸の一撃なら大丈夫さ。この鎧のしたにくさりかたびらを装備しててな。はは」
さっさといってしまった。つき合いやすいヤツなんだ。
エリーは池のほとりで休んでいる。ナナはというと神父となにやら話している。お互い干渉しあわない性格がそろったパーティーなのかもしれない。初期のパーティーってこんなものなのかな。
あたりが暗くなって、村の人々も家へと帰っていく。
そういえばまだ冒険1日目だった…。なんて長い1日だろう…。
もといた世界に帰れるほしょうなんかどこにもないにもかかわらず、魔王バラモスを倒せればなんとか戻れるような気もうっすらしている。
男戦士「宿屋いこうぜ。あと2人もつれてきな」
ぼく「ああ、わかったよ」
冒険の初日は終わった。明日から本格的な旅がはじまるんだ。
まっていろ、魔王、バラモス!
けど、なんでこんなにいやな雲行きなんだろう…。
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